立憲民主党の代表選挙が7日に告示され、野田元首相、枝野前代表、泉現代表に加え、当選1回の吉田議員が立候補にこぎつけました。

立憲民主党本部前から、フジテレビ政治部・木村大久記者が中継でお伝えします。

ある立憲民主党の幹部は今回の代表選挙について、「次の衆議院選挙で戦う顔を選ぶ選挙だ。きょうから政権交代に向けた戦いが始まる」と語っています。

野田元首相:
政権交代前夜という位置付けの代表選挙だと。ほどなく解散総選挙があるでしょうから、まさに政権を取りにいくための心合わせの場だ。

枝野前代表:
ヒューマンエコノミクス・人間中心の経済、一人一人が支え合って安心して暮らしていける未来を皆さんとつくる、その第一歩として勝たせていただきたい。

泉代表:
立憲は前向きに日本を伸ばします。産業を伸ばします。だからこそぜひ我々に託していただきたい。私、泉健太に託していただきたい。

代表選挙には野田氏、枝野氏、泉氏の3人のほか、必要な推薦人の確保に難航していた当選1回の吉田晴美衆議院議員が締め切り直前に、推薦人の確保にこぎ着け、4人目の候補として滑り込みました。

吉田晴美衆院議員:
並み居る先輩方がいらっしゃる中で、1期生の吉田に何ができるんだということがあるかもしれませんが、これまでの代表選挙にあるようなこの常識も変えていきたい。

代表選では次の衆議院選挙に向けて、ほかの野党との連携のあり方などが議論される見通しです。

投開票は9月23日に行われ、新たな代表が選出されます。

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