立憲代表選に立候補を届け出た(左から)野田佳彦氏、枝野幸男氏、泉健太氏、吉田晴美氏

 立憲民主党の代表選が7日告示され、野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の4氏が立候補を届け出た。次期衆院選での野党間連携のあり方のほか、政権交代に向けた経済やエネルギー、外交・安全保障など主要政策に対する姿勢が争点となる。23日に投開票される。

 代表選は、泉氏の代表任期が9月末で満了することに伴うもの。党所属の国会議員、国政選挙の公認候補予定者、地方議員、党員・サポーターに割り当てられた計740ポイントを争う。1回目の投票で過半数のポイントを得た候補がいない場合、上位2人の決選投票に進む。

 選挙期間は17日間で党の規則上最も長く、同じ方式で実施された前回2021年の代表選の12日間を上回る。候補の討論会などがほぼ連日予定され、選挙期間を十分にとることで、党員以外にも政策論争をアピールする狙いがある。【源馬のぞみ、中村紬葵、安部志帆子】

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