立憲民主党代表選に立候補した泉、枝野、野田、吉田の4氏(左から五十音順)

立憲民主党の代表選が7日午前、告示された。現職の泉健太代表、枝野幸男前代表、野田佳彦元首相、吉田晴美氏が立候補を届け出た。23日に投開票する。次期衆院選での野党連携のあり方など政権交代に向けた道筋をどう示すのかが争点となる。

4候補の陣営は党所属の国会議員20人以上の推薦人名簿など立候補に必要な書類を提出し受理された。届け出は野田、枝野、泉、吉田各氏の順だった。源流の民主党時代を含め、吉田氏の代表選への出馬は初めて。

代表選は泉氏の任期満了に伴う。自民党も12日告示―27日投開票の日程で総裁選を実施し、選挙期間が重複する。立民代表選の候補者らは自民党の派閥の政治資金問題への対応が不十分だとして政治改革の推進や政権交代を訴える見通しだ。

①国会議員と国政選挙の公認候補予定者、②地方議員、③党員・協力党員――が投票権を持つ。それぞれ50%、25%、25%の比率になるよう計740ポイントを配分する。国会議員は公認候補予定者の2倍のポイントをもつ。

1回目の投票で過半数をとった候補者がいなければ決選投票に進む。国会議員、公認候補予定者、各都道府県連の代表者で投票する。

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