自民党の総裁選で小泉進次郎元環境大臣が6日午前、立候補を正式に表明しました。記者会見は、多くの報道陣が集まり午前11時30分現在も続いています。

小泉氏は「いま政治を変えなかったらこどもたちの時代に間に合わない」と、改革意欲を全面にアピールしました。また、「このたび、立候補します」「自民党が真に変わるには改革を唱えるリーダーではなく、改革を圧倒的に加速できるリーダーを選ぶことです」「私は総理になって、時代の変化にとり残された日本の政治を変えたい。長年議論ばかりを続け答えを出していない。課題に決着をつけたい」と述べました。

小泉氏はさらに、「私が総理・総裁になれば、できるだけ早期に衆議院を解散し、国民の信を問う」と明言しました。

また、注目されていた裏金問題への対応についても踏み込みました。不記載があった議員の次の選挙での公認について、「説明責任を果たし再発防止に努めているかに基づき、新執行部で厳正に判断する」とし、「選挙で信任を得るまで要職に起用しない」と断言しました。

小泉氏は今の自民党を「古い自民党」と呼び、政策活動費の廃止や、ライドシェアの完全解禁、選択的夫婦別姓を認める法案を国会に提出することも掲げました。

小泉氏には党内から「選挙の顔にふさわしい」との期待の一方「経験不足が不安」といった声もあり、その懸念の払拭が課題となります。

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