兵庫県の斎藤知事が告発された問題で、告発文書の配布が明らかになった当初、斎藤知事が第三者機関での調査を提案されたものの、「時間がかかる」などと否定していたことが分かりました。

ことし3月、元西播磨県民局長が知事のパワハラ疑惑などを告発し、県は内部調査のうえで、元局長を懲戒処分しました。

6日の百条委員会では、元局長の聞き取りを行った片山安孝前副知事の証人尋問が行われ、文書の配布が明らかになった当初、第三者機関での調査を提案された知事が、「時間がかかる」と否定していたと証言しました。

【兵庫県 片山安孝前副知事】「当時の総務部長から、第三者機関というふうな話しもありますよと聞いていたので、それは頭の隅にありましたけれど、知事は、『第三者機関ということは時間がかかるよね』と否定されたと報告を受けました」

6日午後には斎藤知事への尋問が行われます。

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