立憲民主党の泉健太代表は6日に党本部で開いた記者会見で党代表選(7日告示―23日投開票)に再選をめざして立候補すると正式に表明した。4月の衆院3補欠選挙の勝利や、自民党の政治資金問題を追及し続けた実績を強調して支持を訴える。

泉氏は「出馬の環境が整った」と述べた。立候補に必要な党所属国会議員20人の推薦人確保のメドが立った。「大きな相手の枝野幸男前代表や野田佳彦元首相と戦う。前向きに国の未来を語り政権交代に向けて訴えたい」と強調した。

今回の代表選で立候補表明したのは枝野、野田両氏に続き3人目となった。吉田晴美氏や江田憲司氏も意欲を見せており、告示日前日となった6日も推薦人の積み上げに向けた交渉が続く。

泉氏は衆院京都3区選出で当選8回。旧民主党政権で内閣府政務官を担った。旧国民民主党所属の2020年に旧立民との合流に参加し、立民で政調会長を務めた。枝野氏が21年衆院選の議席減を受けて辞任したことを受けて代表に就任し、今回の代表選は泉氏の任期満了に伴う。

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