自民党の総裁選は12日の告示まで5日で一週間となり、すでに立候補を表明している河野デジタル相と茂木幹事長は5日午後 政策発表会見を行いました。上川外相は推薦人の確保について「かなりめどが立ちつつある」と話しています。

5日午後1時、政策発表の会見を開いた河野デジタル相。

河野 デジタル相:
デジタルデータを活用して、リアルタイムで困っている人に支援の手を差し伸べることができる「デジタルセーフティーネット」というものを作ることが、今の技術でできると思っている

河野デジタル相は、国民の給与などのデータを一元的に管理することで複雑な書類提出の手間が省けると話し、いずれは年末調整を廃止し全ての国民に確定申告を行ってもらう考えを示しました。

また茂木幹事長も会見を開き、重点政策の一つに経済再生と増税ゼロの政策の推進を掲げました。

茂木 幹事長:
総合経済対策を早急に策定・実施することで景気回復の流れをより確実なものにしていく。これまでの政策は継続しつつさらに進めつつ財源については新たな工夫をする

一方、静岡市選出の上川外相は4日オーストラリアへの外遊前に取材に応じ、推薦人の確保に自信をのぞかせました。

上川 外相:
推薦人につきましてはもう一息というところで、今かなりめどが立ちつつあるかなと思うが、なんとか立候補に向けて一歩前進できればという思いを改めて強くした

静岡県内では上川外相を応援する有志の会が立ち上がっていて、期待が高まっています。

自民党県連・相坂 摂治 幹事長:
地域の方々にお会いするととっても期待をされていることがよくわかりますので、地元にとっては誇りですから思いっきり挑戦していただきたい

上川外相は帰国後の8日に静岡入りし、有志の議員らによる激励会に出席する予定です。

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