北九州市で4日、公共工事への暴力団の介入を排除しようと、市や警察、業者などによる会議が開かれました。

北九州市や警察、関係業者などから約40人が出席したこの会議は、若松区の響灘東地区における廃棄物処分場の護岸整備工事に合わせて開かれました。

市内に本部を置く特定危険指定暴力団「工藤会」がかつて、公共・民間の大型工事の受注業者へみかじめ料を要求していたことなどから、会議では暴力団などの介入を排除し、資金源を断つことなどが確認されました。

警察は「頂上作戦開始からまもなく10年。工藤会の弱体化が進む中で、暴排活動に協力してもらえれば」と呼びかけていました。

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