立憲民主党の代表選は9月7日告示、23日投開票。長野県内の議員はどう動くのでしょうか。

野党第1党の立憲民主党の代表選。これまでに枝野幸男前代表と野田佳彦元総理大臣の2人が出馬を表明。泉健太代表と吉田晴美衆院議員、江田憲司元代表代行も出馬に向けた準備を進めています。

構図が固まらない中、県関係議員も支持の絞り込みを進めています。

衆議院・比例の篠原孝議員。「ニュートラルの立場」として、支持は明らかにしていません。しかし、刷新感のある人が出てきてほしいとしています。

衆院・比例・篠原孝議員:
「(表明の2人は)刷新感に欠ける人たち過ぎるんじゃないか。吉田晴美さんが名乗りをあげたのは一つのインパクトを与えているんじゃないか。江田憲司さんと吉田晴美さんにも参画してもらって、代表選、政策を論争して誰がいいかっていうのをやってほしい」

衆議院・比例の神津健議員もまだ支持を決めていません。連日、各陣営から支援の依頼が来ていると言います。

衆院・比例・神津健議員:
「野党がまとまっていける、そうしたリーダーを選んでいく必要があると思う。熱量であったり、やる気、それから中長期的に日本の課題を本当に解決していけるかという人を」

長野2区選出の下条みつ議員は枝野前代表の推薦人になる予定です。「泉代表の下で党の支持が広がっていないこと」、「中山間地への支援などが自身の政策と重なること」などを理由に挙げています。

参議院県区の杉尾秀哉議員は、西村智奈美代表代行に出馬を促していましたが、3日までに不出馬が決まり、支持は白紙状態です。今後、枝野前代表と野田元総理大臣以外で支持を検討する方針です。

参院・県区・杉尾秀哉議員:
「できるだけいろんな人が立った方がいいと思っていて、どうやったら代表選挙を盛り上げられるかという観点だったので、いろんな考え方の人が出られるようにした方が議論も活性化すると思うので、それに資するような行動をとりたい」

参議院県区の羽田次郎議員は、選挙管理委員を務めており、支持は明らかにしていません。

立憲民主党の代表選は9月7日告示、23日投開票。国会議員と次期衆院選・参院選の公認候補予定者、党員などによる投票で争われます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。