岸田文雄首相は2日、ヨルダンのアブドラ国王と電話で協議した。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘など緊迫する中東情勢を受けて首相は「重大な関心と懸念をもって注視している。報復の連鎖を防ぐことが重要だ」と伝えた。両首脳は在留邦人の保護について引き続き連携すると確認した。

アブドラ氏は「情勢は極めて緊迫している」と述べた。最新の現地情勢や外交努力を説明した上で「邦人の安全確保に協力を惜しまない」と話した。首相とアブドラ氏は事態の更なる悪化を防ぐために、引き続き連携して取り組んでいくことを確認した。

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