宮城県白石市と蔵王町は、災害時などに断水が起きた場合に備え、相互に水を供給できるよう水道管を新設する協定を結びました。

宮城県庁で行われた締結式では、白石市長と蔵王町長が協定書に調印しました。協定では災害などにより断水が発生した場合、白石市と蔵王町の境界にある水道管を長さ約60メートルの配管でつなぎ、相互に水を融通することにしています。指定避難所や病院への水の供給を想定しているということです。

また協定には、水道設備の更新に必要な機材を共同で調達することや、職員の研修会を共同で開催することなども盛り込まれています。

白石市 山田裕一市長
「非常時のリスクを大幅に軽減し、地域住民の皆さまに安心して生活していただける環境を提供できると確信している」

新たな水道管は設置費用の4分の1が国から補助される予定で、今年度末に着工を予定しています。

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