前の市長の辞職に伴う秋田県大館市の市長選挙は、新人で元大館市議会議員の石田健佑氏(27)が新人同士の三つどもえの戦いを制し、初当選を果たした。現職では全国最年少の市長が誕生した。

大館市長選挙は、元大館市議の石田健佑氏が1万2882票を獲得。次点の日景賢悟氏を300票余り上回り、初当選を果たした。

喜びに沸く選挙事務所で石田氏は「これから石田頑張れじゃない、みんなで大館を変えていくんです。どうかきょう集った皆さんと市民の皆さん、一緒にこの大館を変えていきましょう、前に動かしていきましょう」と語った。

石田氏は、現職の市長として全国最年少となる27歳。大館市出身でカブトムシの販売などを手がける会社の共同代表を務めたほか、2023年4月の大館市議選ではトップ当選を果たしていた。今回の選挙戦では、若い世代が働きたいと思う仕事の創出や移住・定住人口の獲得などを訴えた。

大館市長選の最終投票率は、前回選挙を1.9ポイント下回る59.18%だった。

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