斎藤知事のパワハラなどの疑惑をめぐり、選挙で知事を推薦した日本維新の会は、31日県議らと今後の協議を対応しました。

藤田幹事長が31日午後3時過ぎから記者会見を開き、「来週の知事らの証人尋問を踏まえてアクション考えたい」と話しました。

そのうえで、「不信任案を出す可能性があるのか」と記者から聞かれ、「可能性はゼロではない」と答えました。

兵庫県の元県民局長が斎藤知事のパワハラなどの疑惑を告発した問題で、30日、真偽を調べるための百条委員会に斎藤知事が出頭しました。

証人尋問ではパワハラとされた行為の一部について事実関係を認めたものの、「当時の認識としては合理的だった」などと答弁し、「パワハラ」とは認めませんでした。

選挙で知事を推薦した日本維新の会は31日、神戸市で今後の対応について、県議らと協議していました。

31日午後3時過ぎから始まった記者会見で藤田幹事長は、「来週、知事、元副知事の証人尋問が予定されている。その答弁、前後の会見をふまえた上で、アクションを考えたい」という趣旨のことを話し、9月6日に贈答品の「おねだり」疑惑などについて、行われる知事の証人尋問を踏まえて今後の方針を決めたいと述べました。

そのうえで記者から、証人尋問などの内容によっては、「不信任案」を提出する可能性はあるか、と聞かれ、「可能性はゼロではない」と述べました。

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