9月の自民党総裁選に出馬する石破茂元幹事長は30日のBS番組で、政治資金パーティー裏金事件について、自身が総裁になった場合、政治資金収支報告書への不記載があった議員に訂正した報告書の提出や納税を求めた上で、個別に説明を受ける考えを示した。
石破氏は「(裏金を)政治活動に使ったならきちんと政治資金収支報告書を訂正し、政治活動に使わなかった人がいたならちゃんと納税する」と強調。対象議員については「一人一人から説明を受けるのはトップの責任だ」と述べた。
出演後には記者団に「公認権を持っているのは総裁だ。この人はきちんと説明責任を果たしたということを、総裁として納得することは必要だ」と語った。裏金議員の再聴取については「再聴取をする権限が総裁にあると私は思わない」と否定した。【川口峻】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。