県警察本部に27日に新しい本部長が着任しました。

「長崎県の安全・安心の確保のために誠心誠意取り組む」と抱負を述べました。

着任したのは東京都出身の遠藤顕史 警視監(51)です。

東京大学経済学部を卒業後、1995年に警察庁に採用され、警視庁の交通総務課長、警察庁の交通規制課長、福井県警の本部長などを歴任してきました。

遠藤顕史 本部長
「苦しい、悔しい思いをする県民に寄り添いながら、不正を許さないという強い気持ちをもって、県民1人1人が長崎県民であってよかったと思えるような社会が実現できるように、警察が行うべきことを一つ一つ確実に進めていきたい」

遠藤本部長はこれまで交通分野の業務で多くのキャリアを積んできました。

県内では2023年に2639件の交通事故が発生し、前年より9人多い36人が死亡していることに触れ、「事故を1件でも減らすことが警察の大事な使命だ」と今後の指揮に意欲を見せました。

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