福井市東公園に整備を予定している「福井アリーナ」について、26日、西行茂福井市長は定例会見で、アリーナ周辺の環境整備に3400万円の予算を確保することを明らかにしました。地域住民が懸念する交通渋滞や安全対策の調査費としてあてられます。
         
21日に開かれた福井市議会「県都にぎわい創出対策特別委員会」で、委員から「整備が予定されている地域の住民が交通渋滞など懸念している」との指摘を受けたことについて、西行市長は「今度の予算でしっかりとしたデータをつかみ、地域住民に説明をしたい」と話しました。
 
アリーナの周辺道路が混雑する状況を踏まえて、市はその対策を立てるための調査費として、新たに3400万円の予算を確保し、9月補正予算に計上します。
  
調査の具体的なスケジュールについては示されていません。市は、今後も、地域住民に向けた住民説明会を、必要に応じて開くとしています。

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