立憲民主党の代表選を巡り、地方議員らが26日、国会を訪れ、泉代表に出馬を求める書面を手渡した。

要請書は、「新しくなってきた立憲民主党を、道半ばで後戻りさせず、さらに前へ進めるため、泉代表の出馬を強く求める」との内容で、全国各地の地方議員106人が賛同。

さらに、東京・墨田区の中村隆宏区議によると、「名前を出せない議員も含めれば約200人集まっている」という。

また、埼玉・草加市の矢部正平市議は、「人間関係がある中で、声をあげたり名前を出すことは非常に勇気のあることだが、しっかり私自身の意見として声をあげた」と語った。

一方、別の市議はFNNの取材に対し、出馬要請の呼びかけ人の1人だった東京都内の区議が、国会議員らの意向を受けて署名を見送ったことを明かした。

要請書を受け取った泉代表は、「『お前あいつを応援するなら許さないぞ』みたいな代表選にしてはいけない。気持ちよく、仲間であることを大切にして議論し合う代表選にしたい」と述べた。

その上で、「これまでの3年間以上の、さらなる取り組みができると考えている。意欲を持って仲間と話をしながら準備していきたい」と、出馬への意欲を改めて示した。

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