岸田文雄首相は25日、首相官邸で自民党の行政改革推進本部のプロジェクトチーム(PT)の中山展宏氏らと面会し、公文書の電子化に関する提言などを受け取った。提言は公文書のデジタル化を進めることや、その公文書の作成日や書き換えた履歴を保存できるようにすることなどを訴えた。

電子文書の改ざんの防止や政策立案過程の正確な検証を念頭に置く。提言は「電子文書はその性質上改変が容易で巧妙な手段で行われる可能性がある」と指摘した。「真正性を担保することは極めて重要な課題だ」と強調した。

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