アメリカを訪問中の岸田首相は、議会の上下両院合同会議での演説で、日米がグローバルパートナーとして自由で開かれた国際秩序や平和を守っていく決意を強調した。

岸田首相は日本時間12日午前11時ごろ、FNNの単独インビューに応じ、訪米の舞台裏を明かしたほか、会談の成果をふまえ、中国への発信を強めていく考えを示した。

インタビューはノースカロライナ州で行われ、岸田首相はホワイトハウスで開かれた公式晩さん会に日本の音楽ユニット「YOASOBI」が出席したことについて、「YOASOBIのお2人。近々、米国でライブを予定されているということだが、2人の参加もこの日米関係が幅広い分野の方々に支えられているということ。さらには日本のソフトパワーを示す。こういったことにもつながったのではないかと受け止めている。意外と音楽等の話はありませんでした。公式晩さん会の雰囲気について、このおふたりの受け止めなどが話の内容であったと記憶しています」と語った。

また、今回の訪米を通じて確認された関係国との連携強化をふまえ、台湾問題など今後の中国への対応については、「(中国・台湾の)両岸関係が平和的に解決されることが重要であるということを確認をいたしました。今後とも、こうした日米の考え方、これは中国に直接伝えることも重要だと思いますし、同盟国同士国とともに、こういった考え方を発信していくことも重要であると思っています」と述べた。

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