首相官邸に入る林芳正官房長官(22日)

自民党総裁選に立候補する林芳正官房長官は23日、国会内で自身に近い岸田派(宏池会)の国会議員ら15人ほどと会合した。出席した議員によると、林氏は「重い職責をしっかりとやっていきたい」と述べ、支持を呼びかけた。

会合には根本匠元厚生労働相や小野寺五典元防衛相、宮沢洋一税制調査会長、松山政司参院幹事長らが参加し、30分ほど話し合った。林氏は岸田派でナンバー2の座長を務めた。

岸田派以外では江藤拓衆院議員や古川俊治参院議員が出席した。林氏を支援する議員は26日も国会内で会合を開き、支援を訴える予定だ。

林氏は来週にも出馬表明の記者会見をする見込みだ。27日に開く方向で調整していているものの、22日に発生した台風の接近状況で日程をずらす可能性もある。危機管理を担う官房長官としての職務を優先する。

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