8月22日から着手される燃料デブリの試験的取り出しに向け、現場では最終的な準備作業がはじまっている。

福島第一原子力発電所2号機では、22日燃料デブリを事故後初めて敷地の外に持ち出す「試験的取り出し」に着手し、順調にいけば2週間ほどで取り出しを完了する計画。

21日は最終準備として、格納容器につながる作業用の部屋を窒素で満たし、ロボットを入れる扉を開けたときに放射線量の高い物質が格納容器側から外に出ないようにするための作業を行っている。

試験的取り出しは、当初、2021年中に着手される予定だったが、ロボットの経路に堆積物が詰まっていることなどで3回延期されていた。

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