沖縄・アメリカ軍普天間基地の名護市・辺野古への移設をめぐって、政府は20日、軟弱地盤が広がる大浦湾側で新たな護岸整備に着手しました。

午前9時半ごろ、大浦湾の北側に位置するA護岸付近では、ダイバーが水中に潜る様子が確認され、このあと、くい打ち作業を開始し本格的な工事に着手しました。

大浦湾側の工事をめぐっては、県が不承認とした沖縄防衛局の設計変更申請を政府が代執行によって承認し、7月にはくい打ちの試験作業が行われました。

大浦湾側での本格的な工事は初めてとなり、普天間基地の辺野古移設問題は大きな局面を迎えることになります。

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