9月に予定さ入れている自民党総裁選挙。

8月14日に岸田首相が不出馬を表明する中、「ポスト岸田」候補の動きが加速していて、上川外相など11人が立候補に意欲を示す混戦模様になっています。

上川陽子 外相:
9月の総裁に向けた立候補の準備をしております

インドとの外務・防衛の閣僚協議、いわゆる「2プラス2」に出席するため羽田空港に姿をみせた上川外相。

8月17日に自身のXを更新し、総裁選の立候補に必要な推薦人20人の確保に向け議員に電話をかけている画像などとともに、「岸田首相に私の決意をお伝えしてまいりました」と記していました。

その上川外相は19日、改めて総裁選への意欲を示しています。

上川陽子 外相:
禅の言葉で”現状受用”という言葉がありますが、自分が置かれている世界、また、ありのままの姿、虚心坦懐、素直に受け止め、そして、それに向かって精一杯努力をしていく。これが私の心境です。縁のあった一人一人と対話をしながら思いを伝えていく一心で頑張っているので、一人一人の支援(確保)に精力を全面的に傾けている

小林鷹之 前経済安保担当相:
新しい自民党を作ってまいります

こうした中、19日に小林鷹之 前経済安保担当相が立候補を表明。総裁選、最初の立候補者となりました。

また、石破茂 元幹事長は推薦人確保の「目途はつきつつある」と早ければ今週中にも立候補を表明したい考えを示しています。

さらに、小泉進次郎 元環境相は自身の立候補について、「真剣に考えて判断していきたい」などと述べています。

総裁選は9月12日告示・27日投開票となる見通しで、11人が立候補に意欲を示す混戦模様となっています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。