公設秘書の給与をだまし取った疑いがあるとして東京地検特捜部の強制捜査を受けた広瀬めぐみ氏が参議院議員を辞職したことを受けて自民党岩手県連の藤原崇会長が8月15日に会長を辞任しました。

自民党県連会長の藤原崇衆議院議員は15日夕方一関市で取材に応じ広瀬めぐみ氏を擁立した責任を取って会長を辞任したことを明らかにしました。

藤原崇衆院議員
「まさしく県連所属の議員であり県連の責任も大きい。大変申し訳ない。責任者として本日付で県連会長を辞することにした」

広瀬氏は2022年から2023年にかけて公設秘書として届け出ていた女性に勤務実態がないのに国から数百万円の給与をだまし取った疑いがあるとして7月30日に東京地検特捜部の家宅捜索を受けました。

その後広瀬氏は自民党を離党し15日議員辞職願を参議院に提出し許可されました。

この辞職に伴う補欠選挙は10月27日投票の日程で行われる予定ですが、藤原会長は対応について「関係者、党本部と協議していきたい」と述べるにとどまりました。

一方、立憲民主党県連の佐々木順一代表はめんこいテレビの取材に「候補者擁立の方向で検討する」と話していて18日の常任幹事会で対応を協議する予定です。

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