自民党の総裁選挙に向けた動きが激しくなる中、16日午後10時ごろ、新たに加藤勝信元官房長官が出馬を検討する意向を表明しました。

加藤氏は「総裁選挙に向けて具体的に動いていきたい。まさにこれからです」と総裁選に意欲を示し、立候補に必要な推薦人20人の確保に着手すると表明しました。

出馬した際には、賃上げや、医療や介護なども含めた人手不足対策を訴える意向です。

一方、麻生副総裁が14日、出馬に意欲を示す茂木幹事長に対し「麻生派として支持するのは難しい」と伝えていたことがわかりました。

麻生派の河野デジタル相が出馬した場合、河野氏を支持するのが筋だとの考えがあるとみられます。

また小林前経済安保相は、推薦人20人を確保し来週にも出馬表明する見通しで、石破元幹事長も、推薦人の「めどがつきつつある」と述べています。

高市経済安保相は電話で支持を呼びかけ、小泉元環境相、斎藤経産相、上川外相、林官房長官らの動向も注目されます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。