戦後７９年、８月１５日は終戦の日です。
熊本でも県戦没者追悼式が営まれ、先の大戦で犠牲となった県出身者５万８４７５人に黙とうを捧げました。
熊本市で開かれた戦没者追悼式には、遺族など約６００人が参列し、正午の時報にあわせ、全員で１分間の黙とうを捧げました。
式では熊本県の木村知事が「戦争の悲惨さと平和の尊さを、未来を担う次の世代に広く語り継いでいかなければならない」と述べました。
そして、参列者が祭壇に花を手向けたあと、曾祖父が沖縄戦で亡くなったという熊本市立富合中学校３年の村上 七菜 さんが平和への願いを述べました。
【熊本市立富合中学校３年 村上 七菜 さん】
「あれから７９年経った今でも、この世界で起きている戦争によって多くの命が失われ続けています。戦争をなくすためには、お互いを理解し合い、歩み寄る広い心が必要です」
先の大戦では熊本県出身の５万８４７５人が犠牲となっています。
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
