熊本県内の自治体職員の人事交流についてです。TSMC進出で注目を集める菊池郡菊陽町へ熊本市から1人、そして菊陽町から熊本市へも1人。初めての人事交流を大西熊本市長が明らかにしました。

24日の定例会見、熊本市の大西市長は渋滞問題について述べる中で・・。

【大西 熊本市長】
「都市圏域全体を俯瞰して見ていく必要があるので、熊本市からも4月から職員を1人出向させている」

初めて今年度からスタートしたという人事交流は熊本市職員1人を菊陽町総合政策課へ。そして、菊陽町職員1人を熊本市こども発達支援センターへ派遣しているもので、任期は2年ということです。

【大西 熊本市長】
「TSMCでどういう変化が起こっているのか、現場(菊陽町)と熊本市内で感じていることは違うので課題意識を共有する目的が大きい」

TSMC進出で大きな変革期を迎える中、熊本都市圏のさまざまな課題に連携して取り組む態勢が進められているようです。

一方、熊本市と熊本県の人事交流は。

【大西 熊本市長】
「人事交流をこのぐらいの規模でやっている政令指定都市と県は全国でもまれなのではないか」

今年度は熊本市から熊本県へ9人、熊本県から熊本市へは13人が派遣されているということです。

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