政治資金規正法の改正などをめぐり、参議院の予算委員会で論戦が交わされている。

国会記者会館から、フジテレビ政治部・門脇功樹記者が中継でお伝えする。

政治とカネなどがテーマの集中審議で、立憲民主党の蓮舫議員は、新たに発覚した自民党議員のスキャンダルについても岸田首相を追及した。

取り上げられたのは、辞職願を23日に提出した宮沢博行衆議院議員についてのオンライン記事。

立憲民主党・蓮舫議員「宮沢さんは2021年、コロナ緊急事態宣言下、妻以外の女性と金銭的援助をともなう同居生活を送っていたと配信しています。事実ですか」

岸田首相「本人からは、一身上の都合で辞職したいということで、辞職の連絡が党にありました」

立憲民主党・蓮舫議員「自民党総裁として、きっちりヒアリングをして、厳格な処分をして、説明をさせて、そのうえで辞職を促すのが自民党総裁としての役割じゃないですか」

岸田首相「本人自身が、政治家として説明責任を果たしていくことは重要であると認識をいたします」

さらに規正法の改正では、23日に自民党がまとめた案を「なんちゃって改革だ」と批判したが、岸田首相は、収支報告書の内容の「確認書」を作成することで、「議員本人の責任を具体的に担保する内容になっている」と反論した。

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