自民党本部=東京都千代田区で、平田明浩撮影

 自民党の「サイバーセキュリティーに関するプロジェクトチーム(PT)」(座長・牧島かれん前デジタル相)は24日、サイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」(ACD)の強化を政府に求める提言を発表した。

 「サイバー空間は『常時有事』」とした上で、2023年に観測されたサイバー攻撃関連の通信数について「14秒に1回攻撃が行われていることに相当する」と指摘。人材育成や予算確保、ACDの法整備に向けた専門家会合の早期開催などを掲げた。5月に政府へ提出する。【池田直】

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