立憲民主党の泉健太代表は9日、代表選への立候補を表明した枝野幸男前代表について、「経験豊富な方」と評価する一方、「ここまで党を回復させた」と、泉氏自身の実績を強調した。

泉氏は、2021年の衆院選での敗北を受けて引責辞任した枝野氏に代わり、前回の代表選で選出された。

泉氏は枝野氏について、「結党された方だから、思いは人一倍強いものはあると考える。(旧民主党政権で)官房長官を担い、経験も豊富な方だ」と述べた。

一方、泉氏は自身について、「党をここまで回復させてきたのは、自分自身でも本当に良かった」と述べた。

また、泉氏は、「国民民主党との連携が非常に大事で、繊細かつ丁寧なやり取りが求められる。玉木代表と非常にいい関係を保ってきている」と述べ、野党連携を進める上での優位性もアピールしてみせた。

自身の出馬については、今回も明言せず、「現時点で何か変わったことはない」と述べた。

立憲の代表選は、9月7日告示、23日に投開票が行われる。

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