岸田文雄首相

 岸田文雄首相は9日夜、カザフスタンのトカエフ大統領と電話協議した。南海トラフ地震臨時情報の発表を受け、同日にカザフで予定していた中央アジア5カ国との首脳会合への出席を延期する判断をしたと説明し、「今後の日・中央アジア、日・カザフスタン関係を引き続き力強く推進していく考えに何ら変わりはない」と強調した。トカエフ氏は岸田氏の判断を「理解する」とし、「日本との一層の関係強化に向けて引き続き連携していきたい」と応じた。首相はウズベキスタンのミルジヨエフ大統領とも電話協議した。【池田直】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。