長崎は9日、79回目の原爆の日を迎えます。

平和祈念式典で原爆犠牲者に捧げる水が市内5カ所で汲み上げられました。

爆心地から約1.2キロにある長崎市江平1丁目の穴弘法奥之院 霊泉寺です。

浦上川の支流の上流に位置し、当時、被爆した人々が水を求めて次々と訪れました。

寺には爆風で崩れ落ちた石の鳥居など被爆遺構が残っています。

採水を前に住職が経を読み上げ、市の職員が石仏を祀る岩穴から湧き水をくみました。

霊泉寺 堤祐心 住職
「被爆地長崎から発信をする意味でも気持ちを込めた献水で色々な方に(平和への思いを)波及できれば」

献水用の水は8日に市内5ヵ所で汲み集められ、9日の平和祈念式典で犠牲者の御霊に捧げられます。

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