労働組合の会合で演説するハリス米副大統領(6月、ニューヨーク)=ロイター・共同

林芳正官房長官は5日の記者会見で、カマラ・ハリス米副大統領が民主党の大統領候補に指名される見通しに関し、状況を注視していく考えを示した。同党の副大統領候補の選出への動きにもふれ「米大統領選挙についてはしっかりとフォローしている」と話した。

日本の外交・安全保障政策にとって日米同盟が基軸であると述べた上で、「米国の内政動向は常日頃から高い関心を持っている」と強調した。

米民主党は現地時間2日、オンラインで始まった党候補の指名投票でハリス氏が指名獲得に必要な代議員の過半数を確保したと発表した。指名投票は日本時間6日の午前7時に締め切られ、その後最終結果が公表される。

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