2023年11月に鹿児島県屋久島沖でアメリカ軍のオスプレイが墜落した事故の報告書がアメリカ側から示されました。
玉城知事はオスプレイの飛行継続は県民に不安を与えるとして、配備撤回を求めるとコメントしています。

2023年11月、鹿児島県屋久島沖でアメリカ空軍のオスプレイが墜落し、搭乗していた8人全員が死亡しました。

アメリカ空軍の報告書では、機体左側のギアボックスが故障し、警告が出たにもかかわらず操縦士が飛行を続けたことなどが原因と結論付けました。

2日午後、沖縄防衛局の職員が県庁を訪れアメリカ空軍がまとめた報告書を県に説明しました。

基地対策課 大城美千代副参事:
「(ギアが故障した)原因はこちらからもきょう照会したんですけどそれについての根本的な原因というのは特定されていないという答えでした」

玉城知事は「アメリカ連邦議会でも原因が究明され根本的な対策が講じられるまでは飛行を停止すべきとの意見が示されている。オスプレイの飛行が継続されることは県民に不安を与えるものであり、引き続き配備撤回を求めていく」とコメントしています。

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