火葬場の建設工事契約をめぐり、業者から賄賂を受け取った罪に問われている奈良県御所市の元市議が、今日始まった裁判で無罪を主張しました。

御所市の元市議会議員・小松久展(71)被告は、3年前、市が発注する火葬場建設工事の契約をめぐり、建設業者の不正を知りながら契約に関する議決に賛成し、その見返りに7500万円の賄賂を受け取った罪に問われています。

23日の初公判で小松被告は、6000万円を受け取ったことは認めるも、「借りたもので、賄賂として受け取ったものではない」と起訴内容を否認しました。

さらに弁護側は違法捜査があったとして、無罪を主張しました。

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