北海道や札幌市職員への威圧的な言動が問題になっている自民党の長谷川岳参院議員(北海道選挙区)を巡り、松本剛明総務相は23日の記者会見で、長谷川氏が副総務相を務めた2019年9月から1年間について「問題があったとは確認されていない」と述べた。松本氏は「省内のハラスメント相談窓口に長谷川議員に関する相談が寄せられた事実はなかったと報告を受けている」と明らかにした。
長谷川氏の言動を巡っては、週刊誌が札幌市職員らへのパワハラ疑惑を報じ、道が幹部職員に聞き取り調査を実施。国の予算成立時に「お礼メール」を送っていたことなどがわかっている。総務省は今回の問題発覚を受け、当時の相談記録を確認したという。【安部志帆子】
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