岸田首相は、千葉県佐倉市の佐倉城下町商店会を視察し、物価高対策として秋に策定予定の経済対策の中で「物価高対策を検討する」ことを表明した。

視察先の老舗和菓子店では、原材料費の高騰や、包装代など厳しい物価高の現状や、価格転嫁の厳しさなどの課題について話を聞いた。

看板の最中を振る舞われた岸田首相は「甘すぎない、ちょうどいい上品な甘さですね」と老舗の味に舌鼓を打った。

その上で、岸田首相は「材料費が上がったものを吸収することはできない、いい物にはいい値段がつくという社会を作らないと、評価して値上げしても払ってもらえる社会、循環を作るための経済政策をしている。それにみあう給料もあがって、いいものがそれなりの値段で買ってもらえる社会を作るといのが、取り組んでいる基本政策だ」と応じた。

視察後、岸田首相は記者団の質問に対し「地域経済において、エネルギー価格高騰、物価高を当面乗り超えなくてはいけない。すでに重点支援、地方交付金の措置を行っているが、物価高への対応について秋に策定をめざす、経済対策の一環として、第2弾の対策に対応を検討していく」と述べた。

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