■現在は「所得制限で半額」 9月から「制限なし無料」 0~2歳の第二子保育料

大阪市は9月から、0~2歳の第二子を対象に保育料を無償化します。

大阪市では現在、0~2歳の保育料について、第3子以降はすべての世帯で無料、第2子では所得制限を設けたうえで、原則として半額となっています。

市は9月から、認可保育施設に通う第2子の保育料についても、所得制限をなくし、すべての世帯で無償化します。

保護者からの手続きは不要で、対象となる世帯には8月下旬に決定通知書が送られます。

また、障害のある子供が通い、支援を受けられる「児童発達支援施設」の利用者負担についても、無料になるということです。(こちらは保護者の申請が必要。)

■「親も安心して子育てに取り組んで」と横山市長

【大阪市 横山英幸市長】「子育て政策に対する経済的支援、第2子以降の無償化に取り組むことによって、子供たちには明るく希望をもって生きてほしいし親にも安心して子育てに取り組んでいただきたい」

また横山市長は、「大阪市に住む0~2歳児の半数が保育施設に通っていない」ことから、育休などで働いていない親でも、休息などのために子供を預けることのできる「一時預かり事業」の利用促進など、支援策を進めたいと述べました。

横山市長は、0~2歳児の保育料について2026年度中に、第1子から無料にする方針を明らかにしています。

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