自民党の茂木幹事長は乙武氏の推薦に向けた手続きを進めると説明していた(2日、党本部)

自民党は12日、衆院東京15区の補欠選挙に無所属で出馬する作家・乙武洋匡氏の推薦を見送ると発表した。乙武氏から推薦の要請がなかったためと説明した。派閥の政治資金問題が逆風となり、衆院補選で長崎3区に続く不戦敗となる。

小渕優子選対委員長が12日、コメントを出した。茂木敏充幹事長は2日、乙武氏の推薦に向けた手続きを進めると明言していた。公認候補の擁立が難しいなか、不戦敗を避けるために乙武氏の支援を探った。

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