政府は30日、資源を再利用して有効活用するサーキュラーエコノミー(循環経済)の推進に関する関係閣僚会議を初めて開いた。

会議で岸田首相は、「資源を浪費せず、循環利用しながら新たな付加価値を生み出す、循環経済型社会システムへの転換のため、政策を抜本強化する必要がある」と述べた。

具体的には、自動車メーカーなど製造業と廃棄物リサイクル業の連携の促進、再生材の供給・利用の拡大、使用済み太陽光パネルのリサイクル促進などを掲げた。

そして岸田首相は、「制度面での対応を強化する」として、年内に政策パッケージをとりまとめるよう閣僚らに指示した。

政府は、8月から車座対話を全国で開催し、若い世代を中心に意見を聞く方針だ。

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