ユネスコの世界遺産委員会が27日、日本政府が推薦した「佐渡島の金山」の世界遺産登録が決定したことを受け、上川外相は談話で「世界遺産一覧に登録されたことを誠に喜ばしく思う」と発表した。

談話では、「佐渡島の金山は、世界で機械化が進む時代に、19世紀半ばの徳川幕府終焉ころまで行われていた伝統的手工業による金生産の最終発展段階を示す類い希な文化遺産として、素晴らしい価値を有している」と世界遺産としての価値を強調した。その上で「今回の登録を契機として多くの方が佐渡島を訪れ、佐渡島の金山の世界遺産としての価値が一層広く世界に知られ、評価されることを期待する」として外務省としても世界遺産の価値の理解が進むよう取り組む考えを示した。

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