伊豆諸島沖で4月に墜落した海上自衛隊のヘリコプターの機体の主要部分が、無人探査機の海底の捜索により見つかったことがわかりました。

伊豆諸島の鳥島沖での夜間訓練中に衝突して墜落した「SH-60K」哨戒ヘリ2機については、海洋研究開発機構=JAMSTECの無人探査機「ディープ・トウ」による海底の捜索が行われていましたが、関係者によりますと、機体の主要部分が発見されました。

海上自衛隊の海洋観測艦では発見できず、水深約5500mの海底に沈んでいると見られ、防衛省は、水深6000mまで調査可能な「ディープ・トウ」による捜索をJAMSTECに依頼していました。

この衝突事故では、遺体が見つからなかった隊員も死亡したと判断して、あわせて8人の隊員の葬送式が所属する2つの航空基地で行われています。

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