県産ブランド米「つや姫」と「雪若丸」の販売戦略などを話し合う会議が開かれ、来年の生産量について両ブランド米とも増産することが決まった。

「つや姫」「雪若丸」ブランド戦略会議にはJAや県の関係者などが出席した。県によると、「つや姫」と「雪若丸」は、5月下旬の低温で初期の生育はやや停滞したものの、その後は回復し、平年を上回る状況になっているという。また会議では、2つのブランド米の来年の生産量についても話し合われ、「つや姫」の作付面積は今年より約100ヘクタール増やし1万200ヘクタール、「雪若丸」は約1000ヘクタール増やし6600ヘクタールにすることを決めた。

(県・農作物販路開拓・輸出推進課槇英毅課長)
「つや姫については完全にトップブランド米高価格帯として認知されているという話をもらった。雪若丸についても美味しさがかなり知られてきている。今が攻め時で生産量をもっと増やすようにと声をいただいた」

県では、去年産のコメが高温の影響により品質が低下したことを受け、新たに作った「高温少雨対策マニュアル」を活用するなどして、品質低下を抑制したいとしている。

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