握手する新旧の海上幕僚長。右が着任した斎藤聡氏(19日、防衛省)

海上自衛隊トップの海上幕僚長が19日、交代した。斎藤聡自衛艦隊司令官が新たに就いた。前任の酒井良氏は安全保障にかかわる「特定秘密」の不適切な取り扱いなど海自を巡る不祥事の責任をとって辞職した。斎藤氏は「今回の不正などへの対応にしっかり取り組んでいきたい」と語った。

海自ではほかにも、潜水艦乗組員らへの川崎重工業からの金品提供、食堂での不正飲食といった問題が相次いでいる。潜水手当を不正に受給した件で逮捕者がいたことも18日になって明らかになった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。