任期満了に伴う小国町長選挙が、きょう(18日)告示された。立候補を届け出たのは現職と元職の2人で、同じ顔ぶれでの3度目の一騎打ちとなる。

小国町長選挙に立候補したのは、届け出順にいずれも無所属で、元職の行政書士・盛田信明氏(68)と、現職の仁科洋一氏(72)の2人。
8年前の前々回から、3回続けて同じ顔ぶれでの一騎打ちとなった。

2012年に初当選し、小国町長を1期4年務めた盛田氏は、医療・福祉の充実や保育料・学校給食の無償化などを掲げている。

(無所属 元・盛田信明氏)
「保育料の無償化・学校給食の無償化、これを実践したい。若い人たちに豊かになってもらい、高齢社会を支えてもらう。これが一番大事。小国町が県内でも全国からも注目されるような小国町を作っていきたい」

2016年に初当選し、3選を目指す仁科さんは、JR米坂線の早期復旧や町の総合センターの整備などに取り組むとして、町政の継続を訴える。

(仁科洋一氏)
「米坂線をなんとか元通りにしなくてはいけない。観光のために、生活のために、高校生の通学のために。どうしてもなくてはならないのが米坂線。何とか復旧するために国に県に要望している。わくわくする小国町をみなさんと一緒に作っていきたい」

今回の小国町長選は人件費の削減などを理由に、平日の7月23日(火)に投開票が行われる。小国町の有権者数は、きのう時点で5752人。

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