18の国と地域の首脳らが東京に集った「太平洋・島サミット」は、最終日の18日、岸田首相と首脳らが一堂に会して協議が行われています。

会場の都内のホテル前から、フジテレビ政治部・若田部遥記者が中継でお伝えします。

南太平洋にまで進出する中国とどう向き合うかが焦点の1つとなった今回の島サミットについて、首相周辺は「中国による接近に対してくさびを打てた」と話しています。

岸田首相:
気候変動などの喫緊の課題への対応は待ったなしとなっている。未来に向け、共に歩む決意を新たにしたい。

午前9時に始まった首脳会合では、島国にとって海面の上昇が脅威となっている気候変動の問題や、中国を念頭にした安全保障の連携強化などについて議論しています。

午後、岸田首相が共同議長として臨む記者会見では、「力による一方的な現状変更の試みに反対する」ことを強調する見通しで、こうした方針をまとめた首脳宣言などを発表し、3日間にわたる島サミットは閉幕します。

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