兵庫県知事のパワハラ疑惑などを告発し、死亡した元幹部職員の遺書に、百条委員会を最後までやり通すことを望む趣旨が書かれていたことが分かりました。

元西播磨県民局長（60）は、ことし3月、斎藤元彦知事のパワハラ行為などを告発する文書を配布し、内容の真偽を確かめる百条委員会に証人として出頭する予定でした。

しかし、今月7日、姫路市内で死亡しているのが見つかり、自殺とみられています。

関係者によると、元県民局長は、遺書に「百条委員会を最後までやり通してください」という趣旨のメッセージを残していたことがわかりました。

元県民局長は今月初めには、百条委員会にプライバシーの配慮を求める文書を、弁護士を通して提出していました。

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