原発事故を想定した国の原子力総合防災訓練が2024年度の下半期に鹿児島で行われることが分かりました。国の訓練が鹿児島で実施されるのは、2013年10月以来、約11年ぶりです。

塩田知事
「前回の訓練から10年たったところで、また訓練するのは大変意義のあること」

これは4月19日の塩田知事の定例会見で明らかになったものです。

国は原子力総合防災訓練を毎年各地で実施していて、鹿児島での訓練は2013年10月以来、約11年ぶりです。

毎年、県が鹿児島県薩摩川内市の九州電力川内原発周辺の9市町村と行っている訓練と一体となって2024年度の下半期に実施を予定しています。

具体的な訓練内容は今後検討するとしていますが、塩田知事は能登半島地震を踏まえた対応や国との連携などを確認したいとしています。

塩田知事
「孤立集落が出たりとか家屋が倒壊したりとか色々な想定があると思うので、そういった事も踏まえた訓練が今回できるのではと期待している。普段、県の防災訓練だけではできないような、国との関係や実働部隊を活用した訓練ができれば」

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