公共施設の設備更新費用の負担割合などを巡る問題で、岡山県の伊原木隆太知事と6月、会談したことを受け、岡山市の大森雅夫市長は、7月11日「進展がなかった」という認識を示しました。

(岡山市 大森雅夫市長)
「(会談は)私は有意義だった。ただ進展という面では、その会議ではなかった」

大森市長が11日の会見で、6月28日に開かれた岡山県庁での会談について、このように述べました。

市内の県総合グラウンドの設備更新費用を巡るこの問題。市は、県の条例に基づき費用の50%を負担するのは高いとして県に協議を求めていて、県を相手に一時、訴訟も検討していました。

伊原木知事は「条例を変える理由を示してほしい」として協議には否定的で、会談についても「具体的な進展はない」と述べていました。

大森市長は協議を臨んでいますが、伊原木知事は「次の会談があるか分からない」としています。

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