鹿児島県選出の国会議員で、現在参議院議長を務める尾辻秀久議員が、2025年夏の参議院議員選挙に出馬せず、今期限りで勇退することが分かりました。

県選出の参議院議員、尾辻秀久さんは、鹿児島市出身の83歳で、鹿児島県議を2期務めた後、1989年に自民党公認で参議院議員に初当選、厚生労働大臣などを歴任し、現在は参議院議長を務めています。

事務所によりますと、尾辻議員は自身の年齢を理由に今期限りで勇退する意向だということです。「2025年、参議院議員選挙があるので自分の中で区切りをつけたいので申し上げた」と話していて、記者会見などの予定はないということです。

尾辻議員は参議院議長のため、現在会派は離脱していますが、自民党県連の森山裕会長は、「本人から直接聞いていないのでコメントは避けたい。事実であれば急いで後任を決めないといけない」と話しています。

参議院議員選挙は2025年夏に予定されています。

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